危険物施設への施工は可能?
安達 瞳(広報)
暑熱対策が必要になるのは、人が滞在する環境だけではありません。
危険物施設では、建物の温度上昇が運用面にも影響を及ぼすことをご存じでしょうか。
危険物施設への施工を検討する際には、使用する暑熱対策製品の認定取得状況などを確認する必要があります。そのため、当社にも「危険物倉庫へ施工することは可能ですか?」というお問い合わせをいただくことがあります。
そこで今回は、危険物施設へ施工できるSPACECOOL製品についてご紹介します。
危険物施設で暑熱対策が求められる理由
危険物倉庫や危険物を取り扱う施設では、ガソリンやガス、化学薬品などを安全に保管・管理するため、適切な温度管理や設備管理が求められます。
一方で、近年は猛暑の長期化により、建物や設備が日射の影響を受けて高温になりやすくなっています。
高温になった屋根や外壁は熱を建物内へ伝え、施設内の温度上昇を招きます。その結果、設備への熱負荷が増加するだけでなく、点検や保守作業時の作業環境にも影響を及ぼします。
また、施設内の温度上昇を抑えるために換気設備や空調設備を使用している場合は、空調設備の稼働負荷やエネルギー消費量が増加します。
特に、厳しい温度管理が求められる危険物倉庫では、一年を通して空調設備を稼働させているケースも少なくありません。そのため、空調エネルギーの増加や運用コストの負担が課題となることもあります。
このような背景から、危険物施設においても暑熱対策への関心が高まっています。
危険物施設への施工が可能な製品
SPACECOOLでは、製品ごとに取得している認定が異なります。
危険物施設への施工をご検討の際は、使用する製品の認定状況をご確認ください。
【認定取得状況】
SPACECOOLフィルム:不燃認定取得*¹
SPACECOOLフィルム(高耐久):不燃認定取得*²
SPACECOOLルーフシェード(製造・販売:日本ワイドクロス株式会社):飛び火認定取得*³
なお、SPACECOOLマグネットシートは不燃認定および防炎認定を取得していないため、危険物施設への適用対象外となります。
*1 建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)法第二条第九号に基づく不燃材料の性能評価(金属板、金属板以外、アルミ板)に合格。*⁴ 【認定番号】
・NM-5427(合成樹脂フィルム張/不燃材料(金属板を除く))
・NM-5428(合成樹脂フィルム張/不燃材料(金属板))
・NM-5429(合成樹脂フィルム張/アルミニウム合金板)
*2 建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)法第二条第九号に基づく不燃材料の性能評価(金属板、金属板以外、アルミ板)に合格*⁴ 【認定番号】
・NM-5897(合成樹脂フィルム張/不燃材料(アルミニウム合金板))
・NM-5898(合成樹脂フィルム張/不燃材料(金属板))
*3 屋根の火災発生防止性能【飛び火試験】(財団法人 日本建築総合試験所)に認定されています。建築 基準法第68条の26第1項の規定に基づき、同法第63条同法 施工令第136条の2の2(防火地域又は準防火地域内)の規定 に適合した国土交通省の認定商品です。飛び火試験認定番号:DR-2111 (公財)日本防炎協会(日本ワイドクロス株式会社「ルーフシェード」カタログより引用)
*4 本フィルムが不燃認定品と認められるには、平成12年5 月30 日建設省告示第 1400号「不燃材料を定める件」に記載されている建築材料および認定書の別添に記載された基材に施工した場合に限ります。 建設省告示第1401号(準不燃材料)、建設省告示第1402号(難燃材料)の建築材料及びその他準不燃材料、難燃材料へ施工しても不燃認定品にはなりません。表面に化粧を施された基材に施工しても不燃認定品になりません。
危険物施設では、安全性だけでなく、猛暑による熱負荷への対応も重要になっています。認定取得状況を確認したうえで、施設に適した暑熱対策を選択することが、安全性と運用性の両立につながります。
SPACECOOLでは、施工箇所や用途に合わせて製品をお選びいただけます。危険物施設への導入をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。
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また、ハゼ式折版屋根への施工には「SPACECOOLルーフシェード」がおすすめです。施工性に優れており、既存の屋根へ比較的容易に設置することができます。
SPACECOOLルーフシェードの詳細や施工に関するご相談については、日本ワイドクロス株式会社までお問い合わせください。
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※「SPACECOOL」は登録商標です。