SPACECOOL株式会社（以下、「当社」）は、2023年3月15日（水）～17日（金）に東京ビッグサイトで開催される『第2回 脱炭素経営 EXPO 春』に出展いたします。また、3月15日（水）には、「脱炭素経営 実現セミナー」に開発者の末光が登壇いたします。

本展示会は、ゼロカーボンコンサル、GHG排出量見える化、コーポレートPPA、省エネソリューションなどあらゆる脱炭素ソリューションが出展し、脱炭素経営を目指す企業の経営者、経営企画、ESG・サステナブル部門などが来場する専門展です。

ゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材「SPACECOOL」の実物の製品サンプルや導入事例紹介パネルを用意するとともに、今回初めて展示する開発品も多数用意しておりますので、是非とも直接お越しいただき、新素材・新製品をご体感下さい。

また、ブース内にはステージを設けており、各開催日共に特設ステージにて、当社代表宝珠山のプレゼンテーションや、パートナー様との対談セッション、開発者による具体的な活用事例の解説も交えながら脱炭素経営の実現に向けた豊富な情報を発信して参ります。

尚、展示会場への入場には、下記の招待券を展示会受付にて画面提示、または印刷してご持参ご提示ください。（無料）

e招待券はこちら

初日の3月15日(水)14:30～15:00には、脱炭素経営 実現セミナーへSPACECOOL開発者である末光が登壇予定です。是非ご来場ください。

本素材は、直射日光下において、太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、放射冷却技術の原理により、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却＊1素材です（図4）。

本素材を開発した大阪ガスによる2020年夏の実証実験においては、直射日光が当たった状態で、本素材の表面温度が外気温より最大約6℃＊2低くなったことを確認しており、世界最高レベル＊3の放射冷却性能を実現しています。（図5）

*1：大阪ガス独自の放射冷却技術を用い、太陽光の入熱を抑え、熱放射による出熱（熱せられた物体の熱が電磁波・光として運ばれる現象）を大きくした材料設計により実現

*2：大阪市此花区の大阪ガスエネルギー技術研究所にて計測（計測時の周囲気温は約35℃）。

放射冷却素材を施工した鋼板の裏面温度を測定。

*3：公開されている論文を用いた当社および大阪ガス調べによる。

*4 反射率：物体に入射する光のエネルギーに対する物体から反射される光のエネルギーの比

*5 放射率：同温の黒*6 から熱放射される光のエネルギーに対する物体から熱放射される光のエネルギーの比

*6 黒体とは、入射する光のエネルギーをすべて吸収し、また自らも熱放射できる理想的な物体