SPACECOOLがスマートフォン背面フィルムに採用されました! ~ゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材「SPACECOOL」でスマホ熱中症対策に~
SPACECOOL株式会社(以下「SPACECOOL社」)が開発したゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材「SPACECOOL」(以下「本素材」)がスマートフォン背面フィルムに採用されました。
有限会社グルーウィル(以下「グルーウィル」)が「ClearView(クリアビュー)スマートフォン背面フィルム」として10月25日より発売開始し、その製造・販売を行います。
スマートフォンの背面に本素材を貼り付けることで、屋外環境下において機器本体の温度上昇抑制を実現しました。
今後もSPACECOOL社は、本素材を様々な用途に活用できるよう各分野のパートナーを募集しております。詳細につきましては、当社ホームページ内のお問い合わせフォームまたは見積依頼フォームからお問い合わせください。
・お問い合わせフォーム:https://www.spacecool.jp/contact2/
・見積依頼フォーム:https://www.spacecool.jp/contact1/
放射冷却素材「SPACECOOL」について
本素材は、大阪ガスが開発した素材で、太陽光を反射するとともに放射冷却技術の原理により宇宙に熱を逃がす*ことで、直射日光下においてもエネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する素材です。
本素材を活用した製品は、フィルムと膜材料の2種類が開発済(図2-1、図2-2)であり、SPACECOOL社が製造・販売を手掛けています。
* 大阪ガス独自の光学制御技術を用い、太陽光の入熱を抑え、熱ふく射(熱せられた物体の熱が電磁波として運ばれる現象)による放熱を大きくした材料設計により実現。熱ふく射の波長を大気の透過率が高い8-13μmに制御することで、熱ふく射は大気に吸収されず、-270℃の宇宙空間に放熱される
スマホ熱中症対策商品「ClearView(クリアビュー)スマートフォン背面フィルム」について
ClearView(クリアビュー)スマートフォン背面フィルムは、フィルム状の本素材を各種スマートフォンデバイスの大きさにカッティングし、裏面に貼り付けることで、屋外環境下において機器本体の温度上昇の抑制が実現し、バッテリーの劣化およびパフォーマンス低下などによる故障リスクの改善が期待されます。
ClearView(クリアビュー)スマートフォン背面フィルムの本体温度上昇の抑制効果
屋外にClearView(クリアビュー)スマートフォン背面フィルムを貼付したスマートフォンと貼付していないスマートフォンを並べ、表面温度を計測する実証試験を行いました。
実証試験の結果、プリントなしのClearView(クリアビュー)スマートフォン背面フィルムと貼付していないスマートフォンを比較すると約12℃の温度上昇抑制の効果がありました。また、プリント範囲が20%以下のものと比較しても、約10℃の効果を確認しました。
スマートフォンに内蔵されているリチウムイオン電池は、温度が上昇すると劣化が早まります。また、「熱暴走」により、本体がフリーズして操作ができなくなる場合や、意図しない再起動などが頻発します。スマートフォン本体の温度上昇を抑制することで、リチウムイオン電池の寿命延長、熱暴走の対策につながることが期待されます。
会社概要
SPACECOOL株式会社
設立 | 2021年(令和3年)4月 |
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代表者 | 代表取締役社長 宝珠山 卓志 |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F ARCH内 |
事業概要 | 省エネルギー関連の販売・コンサル、環境改善のための製品の販売・コンサル |
有限会社グルーウィル
設立 | 2006年(平成18年)3月 |
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代表者 | 代表取締役社長 中川 肇 |
本社所在地 | 埼玉県川口市江戸袋1-17-4 1F |
事業概要 | 各種保護フィルム販売(スマートフォン、タブレット、ノートPC、ゲーム機、各種デバイス端末等) 各種携帯端末機種 ケース販売 他 |