近年、地球温暖化の進行により、建物や屋外インフラの高温化が進み、冷房需要の増加に伴って空調エネルギー消費量およびCO₂排出量の増大が課題となっています。一方で、事業者においては、労働安全規則の改正により労働者の熱中症対策が義務付けられており、空調利用を抑制することには現実的な限界があります。
このような背景において、当社の放射冷却素材「SPACECOOL(スペースクール)」は、直射日光の影響を受けやすい建物屋根や屋外インフラに施工することで、外部電力を一切使わずゼロエネルギーで室内や機器内部の温度上昇を抑制し、空調エネルギーの削減に寄与するという新たなカーボンニュートラル技術として注目されています。製品ラインナップには、フィルム、マグネットシートといった当社が製造・販売する製品のほか、当社が公式供給を行い、パートナー企業が製造・販売しているEmpowered by SPACECOOL(*1)というカテゴリがあります。この度の受賞は、SPACECOOLの省エネ性のほか、耐久性や、量産化に成功しており市場への波及がしやすい点などが評価されたものと考えております。