外務省が開発途上国への脱炭素技術導入を支援する「脱炭素技術海外展開イニシアティブ」に、外務省が認める脱炭素製品としてSPACECOOL（スペースクール）が採択されました。

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気候変動問題は、国境を越えて取り組むべきグローバルな課題であり、国際社会の一致した取組の強化が求められています。そのような中で、日本は、2014年度以降6年連続で排出量を削減し、2013年度比の排出削減量は約14％となっています。これは、日本の優れた脱炭素技術に支えられたものです。

一方で、多くの開発途上国では、必ずしも高度な脱炭素技術が導入されておらず、これらの国における取組の強化が急務となっています。「脱炭素技術海外展開イニシアティブ」は、日本企業と日本のNGOが協力することで、日本企業が有する高度な脱炭素技術を、支援を必要とする開発途上国に提供する枠組みです。

放射冷却素材「SPACECOOL」は、宇宙に熱を逃がすことでゼロエネルギーの冷却を可能にする新しい脱炭素ソリューションです。国内外で導入が拡大しており、建物、屋外インフラなどに適用することで、空調エネルギー消費量やCO₂排出量の削減効果を実現しています。

本採択を通じて、SPACECOOLのグローバルな普及を加速し、気候変動の緩和と適応の両面から地球温暖化の解決に貢献してまいります。

▼SPACECOOLの技術性能について

※「SPACECOOL」は登録商標です。