リリース 2025.07.16 ゼロエネルギーで冷却する放射冷却素材「SPACECOOL」 通信局舎における電力使用量を最大約10%削減し大幅にランニングコストを低減 放射冷却素材「SPACECOOL」を開発・販売するSPACECOOL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:末光 真大、以下「当社」)は、九州地方で電気通信事業を展開する株式会社QTnet(本社:福岡市、代表取締役社長:小倉 良夫、以下「QTnet」)の通信局舎にSPACECOOLが導入され、最大約10%の電力使用量削減効果を得られたことをお知らせします。 SPACECOOLを施工した通信局舎 導入経緯 QTnetでは、夏季の通信局舎内部の温度上昇によるアラートの発生や、空調電力消費量の増大が課題となっていました。従来は、遮熱塗料による対策を行っていましたが、試験的に一部通信局舎の天面および全ての側面にSPACECOOLを導入しました。その結果、通信局舎内部の温度を最大5.3℃低減する効果が確認できたため、16ヵ所の通信局舎に導入を行いました。 参考プレスリリース:https://spacecool.jp/news/20240402/ 電気使用量の削減効果 SPACECOOL導入による通信局舎内温度の低下により、空調エネルギーの削減が図られ、電力使用量において以下のとおり削減効果が確認できました。 下表は、QTnetが作成した、2022年10月~2024年9月までにおける、電力使用量(1日あたりの平均値)を月ごとに比較したものです。SPACECOOLを導入した2023年9月15日から電力使用量削減の効果が現れ、特に日射量が多く、7月に最大10.3%の削減率を確認できるなど、気温が高まる4月~8月にかけて大きな効果を得られたことを確認できました。 SPACECOOL導入前後の電力使用量の比較(QTnet作成) QTnet永山様(執行役員 ネットワーク技術本部 ネットワーク設備部長)からのコメント 2023年9月に『SPACECOOL』を試験導入の結果、局舎内の温度管理が大幅に改善され、冷房の設定温度を最大4℃上げることができました。 さらに今回、年間を通しての検証を行い、電力使用量の削減(最大10.3%)や局舎設備アラートの発生状況減少など、運用コストの大幅な削減効果が確認できました。 この成果は、単にコスト削減にとどまらず、地球環境への配慮という観点でも大きな意義があります。今後も新局や既存局への導入を積極的に進め、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。 ※「SPACECOOL」は登録商標です。