Honda寄居工場にて放射冷却素材「SPACECOOL」を活用した実証実験を実施
目次
SPACECOOL株式会社(社長:宝珠山 卓志、以下、SPACECOOL社)は、ゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材 「SPACECOOL®」(以下、「本素材」)を活用し、本田技研工業株式会社(社長:三部 敏宏、以下、「Honda」)との共同開発プロジェクトにて、自動車量産工場であり、環境リーディング工場の位置づけである寄居工場の実環境下で温度低減及び省エネ効果を確認できたことをお知らせします。
今回の結果を踏まえ、2023年にはHondaグループの国内外の各工場へ本素材の使用を広く提案する予定であり、世界の自動車業界全体で取り組むCO2排出削減、地球温暖化問題などの社会課題解決への貢献につながると期待しています。そして、SPACECOOL社は、更なる商品開発、及び用途開発を加速していくことで、様々な暑熱環境の課題解決のため進化をして参ります。
1. 寄居工場における実証試験の位置づけ
寄居工場は、Hondaのグローバル展開を見据え、四輪領域の環境リーディング工場として、2030年までに間接排出を含めたCO2総量の46%の削減を目標に、地球環境保全のため積極的かつ本質的な環境への取り組みを加速し、技術の熟成と信頼性の構築を目指しています。寄居工場におけるCO2削減を実現する取り組みの方向性は、①徹底的な製造エネルギー/廃棄物の削減、②クリーンエネルギーの活用、③先端環境技術の積極導入の三本柱であり、③の先端環境技術の取り組みの一つとして、この度、本素材を活用した実証実験が行われました。

2. 寄居工場における実証実験結果とポテンシャル



SPACECOOL社はHondaと、多種多様な環境での継続的活用を企図し共同開発を進めてきましたが、複数の基材への適合性も確認し、工場レベルでの実証実験・実装性の検証を完了しました。今後は、Hondaグループ国内外の各工場へ本素材の導入を進め、世界の自動車業界全体で取り組むCO2排出削減、地球温暖化問題などの社会課題解決に貢献していきます。
3. 放射冷却素材「SPACECOOL®」について

*1:大阪ガス独自の放射冷却技術を用い、太陽光の入熱を抑え、熱放射による出熱(熱せられた物体の熱が電磁波・光として運ばれる現象)を大きくした材料設計により実現 *2:大阪市此花区の大阪ガスエネルギー技術研究所にて計測(計測時の周囲気温は約35℃)。 放射冷却素材を施工した鋼板の裏面温度を測定。 *3:公開されている論文を用いた当社および大阪ガス調べによる。


会社概要
| 会社名 | SPACECOOL株式会社(英語名 SPACECOOL INC.) |
|---|---|
| 設立 | 2021年4月1日 |
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F ARCH内 |
| 代表者 | 宝珠山卓志 |
| 事業内容 | 放射冷却素材「SPACECOOL」の製造・販売 省エネルギー関連の製品、環境改善のための製品の販売・コンサル |
| 株主構成 | 大阪ガス株式会社 49%、WiL Ventures III, L.P. 29%、WiL Fund II, L.P. 22% |
| ホームページ | https://www.spacecool.jp/ |
| お問い合わせフォーム | https://www.spacecool.jp/contact2/ |
| 会社名 | 本田技研工業株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 1948年9月 |
| 本社所在地 | 東京都港区南青山2-1-1 |
| 代表者 | 取締役 代表執行役社長 三部敏宏 |
| 主要製品 | 二輪車、四輪車、パワープロダクツ |
| ホームページ | https://www.honda.co.jp/ |