リリース 2023.09.06 SPACECOOLが第6回エコプロアワード「国土交通大臣賞」を受賞 12月開催エコプロ2023で表彰式および受賞者ブース出展も SPACECOOL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宝珠山卓志、以下「当社」)は、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が主催する第6回エコプロアワードにおいて、環境配慮の観点で最も優れた取り組みに贈られる「国土交通大臣賞」を受賞したことをお知らせいたします。 当社はこれまで、ゼロエネルギーで外気より温度低下をさせる放射冷却素材「SPACECOOL®」を活用することで、地球温暖化対策において省エネルギーやCO2削減などの「緩和策」だけでなく、熱中症予防や暑熱環境の改善などの「適応策」として、国内外で貢献してきました。当社のそのような取り組みが、環境配慮が組み込まれた優れたソリューションと評価され、このたびの受賞に至りました。 なお、表彰式は12月に東京ビッグサイトで開催されるエコプロ2023内で行われ、同イベントの受賞者ブースでは「SPACECOOL®」とその活用事例についての出展をいたします。 選評: – 放射冷却機能により、追加のエネルギー消費なく建屋内の空調に係る電力消費量の大幅削減を実現した点が評価できる。 – 冷却エネルギーの削減、遮熱、作業環境の快適化、施工のしやすさなど、「へらす」ための注目の技術になりそう。これから伸びる可能性を秘めた面白い技術である。 – フィルム状の放射冷却素材であることから、様々な構造物への施工が可能でありその汎用性の高さも優れている。施工後のメンテナンスが不要と言う点でも導入がしやすく、今後の企業の建屋や公共施設等の様々な構造物で採用されることで消費電力削減に貢献することを期待したい。 放射冷却素材「SPACECOOL®」について 本素材は、直射日光下において、太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、放射冷却の原理により、宇宙に熱を逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度低下することを可能にした新素材*¹です。 本素材を活用した製品は、フィルムタイプと膜材料タイプ、マグネットシートタイプの3種類が開発済であり、当社やパートナー企業が販売しております。 ※1:大阪ガスの独自の光学制御技術を用いて、太陽光の入熱を抑え、熱ふく射*²による放熱を大きくした材料設計により実現 ※2:熱せられた物体の熱が電磁波(光)として運ばれる現象のこと 図1:本素材の概念図 図2:SPACECOOL®フィルム(白・銀) 図3 本素材の冷却性能 エコプロアワードについて エコプロアワードは、旧「エコプロダクツ大賞」の理念や実績を継承しながら、様々な社会経済の変化を視野に入れて2018年度に刷新され、エコプロ展と一体的に実施される表彰制度です。日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者に評価が高く、具体的に優れた環境配慮が組み込まれた製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルを表彰することにより、これらのさらなる開発・普及の促進を図り、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)の実現に寄与することを目的としています。 一般社団法人サステナブル経営推進機構「エコプロ」アワード: https://sumpo.or.jp/seminar/awards/index.html エコプロ2023開催概要 展示会名:エコプロ2023(https://messe.nikkei.co.jp/eco-pro/) 開催日時:2023年12月6日(水)~8日(金)10:00~17:00 開催場所:東京ビッグサイト 東ホール 問い合わせ SPACECOOL社問い合わせ先 ・お問い合わせフォーム: https://spacecool.jp/contact/ ・見積もり依頼フォーム:https://spacecool.jp/estimate/