多摩川丸子橋周辺河川敷の新たな利活用に向けた社会実験への参画について
SPACECOOL株式会社(代表取締役社長:宝珠山 卓志)は、川崎市が実施する、「多摩川丸子橋周辺河川敷の新たな利活用に向けた社会実験」に参画し、株式会社リベラルコーポレーションとともに、放射冷却素材「SPACECOOL®」の技術の紹介、及び放射冷却素材を使用した各種製品の展示を実施いたします。
当日は、SPACECOOLフィルムを施工したキャンピングカーや、SPACECOOL素材を使用した各種熱中症対策製品(パラソル、日傘、カーシェード、テント、など)を展示するとともに、日差しの下で実際に使用いただくことで放射冷却素材による暑さ対策の効果をご体感頂けます。更に、放射冷却素材を用いたお子様向けのデモンストレーションの実施も予定しており、世界最先端の技術をより身近な形でご実感頂ける内容となっております。
SPACECOOL株式会社は、地球温暖化に伴いより厳しくなる暑熱問題に対して、放射冷却素材を活用したゼロエネルギーでの冷却方法をご提案いたします。厳しい暑さの残る中イベントにご参加いただく皆様に、年々強くなる日差しや暑さに適応していくための各種製品をご活用頂くことで、より快適な空間を提供し、本素材を通じて、パートナーとともに『世界に木陰の涼しさ』を届けていきます。
また、当日はお子様の日射対策にネックカバーを数量限定でプレゼントする企画もご用意しておりますので、お立ち寄りの際には是非弊社展示スペースまでお越しください。
イベント名:丸子橋リバーサイドジャンボリー∼MARUKOBASHI RIVERSIDE JAMBOREE
日程:2022年9月10日(土)・11日(日)
イベントホームページ:marukobashi-jamboree.com
「多摩川丸子橋周辺河川敷の新たな利活用に向けた社会実験」概要について
多摩川の丸子橋周辺河川敷においては、運動やピクニック等、多くの利用者で賑にぎわっています。一方で、当該地やその周辺の住宅街において、バーベキュー利用者によるゴミの不法投棄や騒音 等の課題も生じています。
民間事業者による水辺の賑にぎわい創出などの可能性を検証し、今後の水辺活用に向けた検討の参考とするため、以下のとおり、「多摩川丸子橋河川敷の新たな利活用に向けた社会実験」を実施します。
なお、実施にあたっては、「新型コロナウイルス感染症に対する本市行政運営方針」等に従い、適切な感染症対策を講じてまいります。
(川崎市様ホームページより https://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000142287.html )
放射冷却素材「SPACECOOL®」とは
本素材は、直射日光下において、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下※1する放射冷却※2素材です。本素材を開発した大阪ガスによる実証実験においては、直射日光が当たった状態で、本素材の表面温度が外気温より最大約6℃※3低くなったことを確認しています。これは、世界最高レベルの冷却性能※4であり、地球温暖化対策、省エネおよび冷却快適商材としての活用が期待されます。
また、本素材はフィルムと、膜材料の2種類の製品が開発済であり、大阪ガスが出資するSPACECOOLが製造・販売を手掛けます。
※1:大阪ガス独自の光学制御技術を用い、太陽光の入熱を抑え、熱ふく射※3による放熱を大きくした材料設計により実現
※2:熱せられた物体の熱が電磁波(光)として運ばれる現象のこと
※3:大阪市此花区の大阪ガスエネルギー技術研究所にて計測(計測時の周囲気温は約35℃)
※4:公開されている論文を用いた大阪ガスおよびSPACECOOL調べによる
サイズ(幅×長さ): | 1,250mm × 25m |
厚み(代表値) : | 110μm(粘着剤含む) |
重量(代表値) : | 145g/m2 |
太陽光反射率 : | >95% |
放射率(8-13μm): | >95% |
会社概要
会社名 | SPACECOOL株式会社(英語名 SPACECOOL INC.) |
---|---|
設立 | 2021年4月1日 |
資本金 | 3億5,000万円 |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ビジネスタワー4階 ARCH内 |
代表者 | 宝珠山 卓志 |
事業内容 | 放射冷却素材「SPACECOOL」の製造・販売 省エネルギー関連の製品、環境改善のための製品の販売・コンサル |
株主構成 | 大阪ガス株式会社 49%、WiL Ventures III, L.P. 29%、WiL Fund II, L.P. 22% |
ホームページ | https://www.spacecool.jp/ |