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【COP28】ドバイ滞在記_vol.4
宝珠山 卓志(取締役CSO)
前回「ブルーゾーン」の話を書きましたが、今回は「グリーンゾーン」の話です。
民間企業が出展料を払って展示できるのが「グリーンゾーン」。インパクトハブ、フィナンスハブ、エネルギートランジションハブ、テクノロジー&イノベーションハブ、スタートアップビレッジなど、気候変動にまつわるテーマにそって企業が展示しています。日本からは、スタートアップが10社ほど参加して展示しています。
気候変動へのアクションは行政、民間企業、NPO/NGO、金融機関が協力しないと進まないためファイナンスハブもあるのが、少し驚きです。現在の世界に豊かさをもたらしてくれている産油国はCo2排出の元とも言われてしまうので、中東各国の気候変動への投資は、他国と比較しても積極的に映ります。
EXPO会場の跡地を利用したドバイでのCOP28、今回だけかもしれませんが、UAEの学生・子供たちが社会科見学にも来ています。COPというと政治の場としての印象が強いですが、Co2やメタン排出抑制、藻や水素製造によるエネルギー創出、省エネルギー技術など、環境改善をビジネスに結びつけるのは当然の事として捉えられているように感じました。仕事できている参加者も社会科見学できている家族、子供たちも皆さん暑そうだったので、SPACECOOL日傘を会場で体験できるようにしとけばよかったか、、、笑。